今回は神奈川県足柄上郡にお住まいの個人のお客様よりご依頼頂きました、フォルクスワーゲンジェッタの天井張替えを紹介させて頂きます。
フォルクスワーゲンジェッタ、ここのところご依頼が無く、とってもお久しぶりな感じです。
では施工前の状態を見ていきましょう！
パット見垂れていないように見えますが、ガッツリ全垂れ状態です。
さて、天井を取り外すのはわけないのですが、問題は天井を車外へ引き出す作業です。過去ガラスを外して車外に取り出すこともしたことはありますが、ガラス脱着費用がプラスでかかるので、多くのお客様はガラス脱着無しでの作業を希望されます。しかしジェッタの場合、かなり天井を折り曲げないと車外へ引き出すことが出来ます。天井を折り曲げると言うことは、張り替えた後いれるときも折り曲げるということです。その場合折り曲げたところが折れ線となって残ってしまいます。このあたりのことは事前にお客様に説明させて頂いています。
とはいえ、天井へのダメージは最小限にする為、できる最大限のことを行うのがケーワークスです。
ということで当店ではリヤシートを外し間口を広げて望みます。
天井の折れを最小限に引き出し、まずはクリーニングを行います。
今日は曇り空だったため、クリーニング時濡らした天井はしっかり乾かします。
クリーニングが終わったら、接着剤を塗布していよいよ生地の貼り付けです。
はい、サクッと前面貼り終わりました。
この後裏面への折り返し及び穴あけ作業になりますが、この工程はお客様にもご参加頂きます。
完成した天井を車に組み付けて完成となります。
リヤシートを外したり、接着剤の塗布の仕方を変えたり、テンションを高めに貼り付けたりと、折れ線が出ないようできる限りのことを行ったこともあり、無事折れ線無しで仕上がりました。
と思ったのも束の間、最後の最後思わぬ敵に遭遇しました。
折れ線を最小限にすべくリヤシートを外したのですが、そのリヤシートに組み付けられているこのプラスチック部品。正式名称はわかりませんが、これがとにかくつかないのです。
この部品を組み付けるだけで10分くらいかかってしまいました。
組み付けたシートを外して、まずは構造をしっかり理解することからはじめ、ようやく構造を理解しなんとか組み付けることが出来ました。
お客様を待たせてしまい申し訳なかったです。