今回は神奈川県川崎市の個人のお客様よりご依頼頂きました、フォルクスワーゲンシャランの天井張替えを紹介させて頂きます。今回も当店自慢のサービス、助手割引でのご依頼となりました。
今回のお客様、元々2月上旬にご予約頂いていたのですが、雪予報の為延期させて頂き、1か月後の本日の施工となってしまいました。
さて、フォルクスワーゲンシャランですが、最近とても施工が多いです。きっと日本で多く売れた時期のお車達が同じタイミングで垂れ始めているんでしょうね。
それにしても2022年で生産終了とは残念です。よい車だけに。。。
さて、施工前の状態を見て行きましょう。

やはりアッパーセンターコンソールボックス周りから垂れて来てしまいますね。
では本日は助手割引なので、お客様と一緒に部品を取り外していきます。最近シャランの施工が多いせいか、部品の取り外しもかなり慣れてきました。一番最初にシャランを施工したときは、サンバイザーを外すだけで時間を取られていましたからね。
運転席にお客様、助手席に私、そして後部方面はスタッフが担当しサクサク外していきます。
今回は当店のシャラン史上最短で天井を取り出せました。

この時代のシャランはエアコンダクトが天井の背面に設置されているので、クリーニングの前にエアコンダクトを外していきます。

そしてクリーニング時にボロボロになる劣化ウレタンがダクト内部に入り込まないようにまずはダクト開口部を封鎖します。一度入り込んでしまった劣化ウレタンは、エアブローしてもなかなかゼロにはならない為、入りこまないようにするのが一番です。
仕上げに溶剤でクリーニングしたらクリーニング工程終了です。

この後は接着剤塗布、生地の貼り付け作業になりますが、お客様はこの二つの工程は見学となります。
生地を貼り付けた後、生地の端を裏面に折り返したり、穴をあける作業は参加頂きます。
天井の貼り付け、穴あけが終わったら、先に外したダクトを取り付け、あとは組み付けるだけとなりました。

天井のお車への組付け作業は、取り外した時のフォーメーションで進めていきます。
お客様も一度取り外した経験が活きて、順調に組み付け作業を進められていました。
そしてほどなく組み付けが終了。
予想より早い時間に施工終了となりました。


生産が終了になってしまった名車、大切に長く乗り続けて頂きたいですね。