今回は神奈川県川崎市のお客様よりご依頼頂きました、フォルクスワーゲンシャランの天井張替えを紹介致します。
このシャラン、私は深く知らなかったのですが、今日のオーナー様より色々教えて頂き、かなり好きになりました。私が好きになった点は、
① 7人乗り
② 運転席助手席を残してそれより後ろがフルフラットになる。
③ ハッチバックの間口が広い
④ エンジンが1.4L
特に私が驚いたのはエンジンが1.4Lという事。あれだけでかいボディーにもかかわらず1.4Lって凄く無いですか?燃費もとっても良いらしいです。
さて、天井の状態を確認していきましょう。
全垂れしちゃっていますね。
ゴルフとかなり共用部品が多いので、サクサク外していきます。
・・・と思いきや、予期せぬ伏兵が現れました。それがこいつです。
サンバイザーです。こいつにかなり悩まされました。ネジがある場所はわかり、そのネジがキャップによって隠されているのもわかります。しかしそのキャップの外し方がわかりませんでした。20分ほど模索し、結論的には「これは普通のやり方では外せない」という事でした。
助手をされていたお客様とも議論を重ね、結局キャップにドリルで穴を開けるという結論に至りました。その結果簡単に外すことができました。
ドリルで開けられたキャップがこちら。
もしどなたかこのキャップの友好的な外し方をご存知だったら、是非教えてください。
これさえ外れれば、後は問題なく外せました。
天井がいなくなった車内がこちら。
そして取り出した天井がこちら。かなりでかいですね〜。
そして天井の裏側にはエアコンのダクトが張り巡らされています。この構造はグランドボイジャーに似ていますね。
天井が大きいので、クリーニングも大変です。
クリーニングが終わり接着剤塗布直前の状態がこちらです。
接着剤塗布したくないところは、養生を行います。
そして表側張り終えました!
そして裏面への折返し、穴あけも完了し、お車に入れる直前の状態がこちらです。
では車に組み付けていきます。
外すときあれだけ苦労したサンバイザーもサクサク組み付けられ、あっと言う間の完成です。
純正のピラーとも色合いがあっていて、誰も張替えたとは思わないでしょうね。