今回は東京都の個人のお客様よりご依頼頂きましたアルファロメオミトの天井張り替えを紹介させて頂きます。今回もお客様と一緒に施工をする助手割引でのご依頼です。
では最初の状態を見ていきましょう。
なんか天井の生地が切られていますね。お話を伺ったところ、今回のお客様のお父様がなんとかしようと生地をカットし接着剤での応急修理をされたとのことでした。
確かに天井の生地が垂れてきて頭に当たっていると、運転にも支障がでますのでなんとかしたいですよね。ただ、接着剤を投入するといざ張替えとなった際にかなり手間が増えてしまったり、場合によっては接着剤を取り切れずデコボコになってしまったりしますので、応急処置をされる場合は接着剤ではなく、まち針や虫ピンで留めて頂いたほうが良いですね。
今回はお父様がご使用になった接着剤が当店で使っている溶剤で落とし切ることができましたので、デコボコにはならずに仕上げることができました。
接着剤のデコボコは大丈夫だったのですが、このミト。車体の割に天井が大きいので、天井の出し入れの際かなり折り曲げないと出し入れができません。新しい生地を貼り付け、お車に入れる際もかなり折り曲げることになるのですが、ちょうどその折れ筋が撮影できているので、紹介させて頂きます。
上の写真の助手席側のサンバイザーの真ん中辺りの斜面に折れ筋でています。
必ずこの場所に出るというものでもないのですが、今後天井張り替えをご検討されているお客様で、当店を含む天井張り替え屋さんから「折れ筋がでるかも・・・」と言われた場合、これをイメージして頂ければと思います。