今回はフォルクスワーゲンジェッタの天井張替えを紹介致します。神奈川県川崎市の個人のお客様で「助手割引」でのご依頼となりました。
今回私やらかしまして、生地の手配をミスってお客様ご依頼の生地ではない生地を準備してしまいました。お客様にそのことを伝え対処を相談させて頂き、当店で在庫していたメッシュのダークグレーで張替える事となりました。
元々このジェッタの内装はベージュとダークグレーのツートンで構成されている為、おかしくはないだろうというお客様の優しいご決断でした。ホントありがとうございます。

ということで施工前の状態を見ていきましょう。

フォルクスワーゲンジェッタ天井張替え

元々フォルクスワーゲンはかなりのテンションで生地を張付けているので、少しでもウレタンの劣化が進むと剥がれてしまうんですよね。垂れるというより生地が元の状態に戻ったということですね。

お客様と一緒にAピラー、サンバイザー等々部品を外し、ドアから少し天井を折り曲げながら外に引き出しました。

フォルクスワーゲンジェッタ天井張替え
フォルクスワーゲンジェッタ天井張替え

さてこのジェッタ、天井の最後尾にシェードを引っ掛けるホルダーがついているんですよね。このパーツは天井にプラスチックを溶かして固定する溶着によってつけられています。今まではこれを外さず張替えを行っていたのですが、今回はお客様のご了承を頂き、溶着部分を削り部品を外す方法をとりました。

フォルクスワーゲンジェッタ天井張替え
フォルクスワーゲンジェッタ天井張替え

溶着部分のみきれいに削れましたね。
このあと新しい生地を張付けたあと、タッピングで固定します。

フォルクスワーゲンジェッタ天井張替え

上手く行きました!

ということで天井の張替えも終了です。
私のミスで天井の生地がダークグレーになってしまいましたが、お客様によると、奥様も新しい車になったようで気に入ってもらえるだろうとのことでした。

フォルクスワーゲンジェッタ天井張替え

さて、お車に組み付けてみましょう。どんな感じになるでしょう。

フォルクスワーゲンジェッタ天井張替え

当初はドアのツートンには気づいていましたが、バックミラーも実はツートンだったんですね。
お客様も「ポップな感じになった」とご満足頂けました。

今回広い心のお客様に救われましたが、手配と確認のミスを無くすよう、システムの改善を行おうと心に決めた施工でした。

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