今回はレンジローバーイヴォークの天井張り替えを紹介させて頂きます。お客様は遠路山梨県からお越し頂きました。また、お客様が私の助手として一緒に作業する、「助手割引」でのご依頼になりましたので、お客様といっしょに楽しく施工を進めていきましょう!
では施工前の天井の状態を見ていきましょう。
きれいに全垂れしていますね〜。
ではお客様、いや、助手といっしょに部品を外していきましょう。
このイヴォークというお車は、他のお車には無い厄介な特徴があります。
それは、天井の裏面に設置されている、あるコネクターを外すとエンジンがかからなくなるという特徴です。広いガレージをお持ちの業者様ならなんてこと無い特徴なのですが、天井を車外に取り出したあと車の位置を動かさないと次の作業が出来ない当店の作業環境では、これはかなり厄介な特徴なのです。
厄介ではありますが、なんとかしないと施工が出来ないため、天井を落とした状態で車を移動させ、所定の位置に停めた後コネクターを抜き、天井を引き出すという通常の工程には無い工程で対処致しました。
天井を取り出したらクリーニングですね。当店ではウレタンの劣化の状態により、アセトンとアルカリ洗剤を使い分けてクリーニングしています。どちらも一長一短あり、生地を剥がしウレタンを見たうえで毎回決めています。今回は両方使いました。
クリーニングが終わったら接着剤を吹いていきます。
ここから生地を貼るまでの2工程は、助手の方は見学になります。
生地貼り終わりました!純正より少しだけ明るめかな。
そして本来なら車を動かしてからこの天井を入れていくのですが、天井裏のコネクターを嵌合させないとエンジンかからないので、まずは天井をおクルマに入れ、天井が不安定な状態でおクルマを組み付けの位置に移動し、その後組付け作業を本格的に進めました。
きれいになりましたね〜。
イヴォークの特徴的なくぼみデザインも復活しました。
夕方には追われたので、山梨からお越し頂いたお客様も遅くならずに到着出来そうですね。