今回は東京都調布市の個人のお客様よりご依頼頂きました、ボルボのウッドコンビステアリングのウッド部の修理を紹介させて頂きます。

お客様が状態を見せに当店にお越し頂き、私がステアリングを確認していると、なんだかウッド部がプカプカしていました。これは接着力が低下している証拠で、はがせるかも。。。
ということで慎重に隙間にヘラを差し込んでいったところ、読み通りウッド部の取り外しに成功しました。
状態の確認だけのつもりでしたが、外れてしまったのでそのままお預かりし施工することになりました。

それでは施工前の除隊を見ていきましょう。というかすこし施工が進んだところで写真を撮影するのを忘れていることに気づき慌てて撮影したので、ちょっと粉っぽくなっていてすみません。
主な修理箇所は2箇所。割れの亀裂がたくさん入っている部分と、欠けて欠落している箇所です。

ボルボウッドステアリング修理
ボルボウッドステアリング修理

割れて亀裂が入っている部分は表面のクリヤー層だけが割れているわけではなく、その下のウッドから割れてしまっているため、ただ修理しただけでは亀裂の黒い線は消えません。
また欠落している部分はパテ等で欠落部分を補填しなければなりません。
どちらの修理も木目描画必須の修理となります。

木目描画を面倒だとか難しいという職人さんもいらっしゃいますが、私は大好物です。

ということで完成を見てみましょう!

ボルボウッドステアリング修理
ボルボウッドステアリング修理

亀裂や欠落の箇所、わからなくなりましたよね。
ウッド修理のご相談、お気軽にご連絡ください。

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