今回は東京都杉並区の個人のお客様よりご依頼頂きました、ジャガーXFの天井張替えを紹介させて頂きます。今回も当店自慢のサービス「助手割引」でのご依頼となります。ただ、今回の助手割引はいつもとちょっと違っていて、小2の女の子のお子様もご同伴頂いての作業となります。今まで当店の助手割引サービスに参加された最小年齢は小3の男の子でしたので、今回の女の子、作業をコンプリートすれば、当店の最小助手の更新となります。この暑い夏、はてさてどうなりますでしょうか。
という事で、施工前の天井の状態を見て行きましょう。
完全に全垂れしていますね。
開いたドアの向こうに見えるダクトはスポットクーラーです。全席と後部席に冷気を注ぎこみこの暑さに対抗して施工して行きます。
作業はお父様と娘さん、そして当店スタッフと私の4人で進めました。
最年少助手の女の子ですが、施工前は人見知り？くらいおとなしかったのですが、ドライバーを握ったとたん覚醒しました。ものおじせず自分からガンガン作業を進めていきました。
ジャガーの場合、シートの4か所のボルトを外し、少しだけシートを後ろにずらすと天井を無理なく引き出すことが出来ます。4か所のうち前側の2つは私が外したのですが、後ろの2つをお父様が外そうとしたら、「私がやる！」と言って、お父様からツールを取り上げ、女の子が外しにかかりました。
これにはお父様もビックリ。娘さんのこのような姿は初めて見たと言われていました。
娘さんの中で、やはり何かが覚醒したんでしょうね。私も小学校2年生がここまで出来るというのは驚きでした。
その後天井を引き出し、次工程のクリーニングも娘さんは参加されました。暑い中地味な作業なのですが、娘さんは、「ここは私の陣地だからね！」と言って自分がクリーニングするエリアを決め、そのエリアは誰にも手を出させずやり切っていました。アッパレです。
その後私が新しい生地を貼り付け、天井をひっくり返して折り返し作業となるのですが、そこでも積極的に娘さん参加されていました。さすがにカッターは危ないのでハサミでの参加です。
それでもすごいですよね～。
あとは貼り終わった天井をお車に入れて組み付けるだけです。
天井を入れまずははがしたケーブルを貼り付ける作業になるのですが、さすがに天井裏まで娘さんの手は届かないので、大人だけで作業していたのですが、すこし膨れ顔で、「暇なんですけど～」と娘さん。
やるき満々ですね。これを聞いて私はケーブル貼り付け作業をやめ、娘さんとシートのボルトつけ作業を同時に行うことにしました。娘さん、ボックスレンチの使い方を完全にマスターしていて、結果4本のボルトすべてを付けました。これまたアッパレ。
シートをつけ終わっても娘さんは休みません。後部座席に移動してアシストグリップの組付け作業に移りました。
なんか様になってますよね。
娘さんの大活躍のおかげで、無事完成しました。
完成後お父様より、「全員で写真を撮りたい」とお申し出があり、ここでは紹介出来ませんが4人で記念写真を撮影し本日の全工程終了となりました。
今回のケースの様に、当店の助手割引はオーナー様だけでなく、ご子息や奥様、あるいはお友達をお連れしての作業もウェルカムです。その方が楽しいですからね。