今回は埼玉県の個人のお客様よりご依頼頂きました、レンジローバースポーツ2006の天井・サンルーフボード・ピラーの張替えを紹介させて頂きます。今回も当店自慢のサービス「助手割引」にてご依頼頂きましたので、お客様と一緒に作業を進めます。
今回の施工、ピラーが全部で8個もあるため、お客様と私では到底1日では終わりません。という事でスタッフ総動員での施工となりました。年末にふさわしく大人数でワイワイ進めていきます。
大人数は良いのですが、暇な人が出ないようそれぞれの工程の進捗度合いを見ながら、少しずつフォーメーションを変えながら全員が常に何かしらの作業をしている状態をキープすることが、私の今日の一番のタスクとなります。
では作業を進めていきましょう!
■ 施工前チェック
施工前にお客様と一緒に天井の垂れ具合、電装系の点灯確認、アラートの有無、内装の傷等チェックを行います。施工後初期状態をお客様と一緒に確認することにより不易なトラブルを避ける事が出来ます。
天井の状態は・・・
運転席、助手席だけを見る限り、あまり垂れていないように見えますね。サンルーフの開口部に折り返された生地が踏ん張ってくれているからです。

しかし後方部を確認すると、しっかり垂れていました。

そして電装系の点灯チェック。全て点灯確認しました。

■ 部品の取り外し
通常は天井を車外に取り出す為に内装部品を外していくので、全て外さずとも少し浮かしただけで良い部品もあるのですが、今回はピラーすべてを張り替える予定なので、シートベルトから外して内装部品を全て車外に出す必要があります。
よって、通常の天井外し作業より時間がかかります。
■ 天井クリーニング
天井を車外に引き出せたら、まずはクリーニング工程となります。ここで天井張替え班とピラー類張替え班に分かれての作業となります。

■ ピラー類張替え
ピラー班の方は数が多いので、外した順にもう張替えがスタートしています。

■ サンルーフボード(スライディングボード)張替え
中でも一番厄介だったのが、サンルーフボードです。お車によってサンルーフボードの構造が違い、多くのサンルーフボードは、サンルーフを外すとそこからボードだけを取り出せるのですが、このお車の場合はそのやり方ではボードを外せません。
よって、サンルーフユニットを車外に取り出し、さらにリヤ側の排水ホースアダプタも外さなければボードを取り出せない構造になっていました。


しかし今回、この排水ホースアダプタを外したことが良かったという事が天井の張替えを行っていてわかりました。
というのは、天井の裏面の丁度このアダプタの位置に、水漏れの跡が見つかったのです。多分コーキングが劣化し、その隙間から雨水が天井に漏れていたのだと思われます。だだ洩れというレベルではなかったのですが、放置するとだだ洩れ状態になる可能性がありました。
サンルーフボードを張替える為に外したアダプタですが、施工後新たなコーキングを行うため、結果だだ洩れを未然に防ぐことになりました。
■ 張替え完了
そうこうしているうちに、ピラー班も天井班も張替えが完了していきました。
今回の生地はモケットのダークグレーです。お客様が「黒だとちょっと威圧感が強いかなと思って・・・」という事からダークグレーをご選択されたという事でした。
はてさて、お車に組み付けるとどうなるでしょう。


■ 組付け作業~完成
すべてのピラーの張替えの完了を待たずに、天井班は天井をお車に組み付けていきます。組付け作業は人数が多い方が楽ですね。いくつかのポイントを留めるまで、天井を水平に持っていてくれますからね。
徐々に天井が留まり始めたころ、全てのピラーも張替えが完了し、それらを組み付ければ本日の作業完了となります。
天井だけでなく、ピラーも張り替えたので、お車の雰囲気がガラッと変わり、まるで別のお車に乗り換えたかの様になりました。
お客様にも大満足頂き、本日の作業全工程終了となりました。

