今回は千葉県のディーラー様よりご依頼頂きました、アルファ147の天井張替えを紹介致します。今日は千葉ということで、アクアラインを通ってちょっとドライブ気分での出張施工となります。

では早速お車の天井の状態を見ていきましょう!

アルファ147天井張替え

サンバイザーの際にシワが寄っていますが、垂れてはいませんね。わかりにくいので、ちょっと指で押してみました。

アルファ147天井張替え

指で押した後が戻ってきません。これはギリギリ垂れていないだけで、全面的に終わっている状態です。ということで張替え作業スタートです。

アルファ147はBピラー、Cピラーを完全に外すことなく天井を外す事が出来ますので、取り外し作業は比較的楽なお車です。

アルファ147天井張替え
アルファ147天井張替え
アルファ147天井張替え

お次はクリーニングです。今回はいつものスタッフが病院だったので、かわりの職人さんに助っ人を頼んで二人で作業しました。

アルファ147天井張替え

右手がめっちゃ動いていますよね。これはサンディングペーパーで表面をサンディングしている為シャッタースピードが追いついていないんですね。クリーニング作業でなんでサンディングペーパーと思われた方も多いかと思いますが、当店では天井のベースボードへの生地の密着を重要視しています。その為サンディングをする事で「足付け」を行っているんです。
わかりやすく説明すると、自転車屋さんにパンク修理をお願いすると、接着剤を塗布する前サンディングペーパーでゴムをゴシゴシしますよね。これは、ゴムの表面を荒らし接着剤の食いつきを良くする事と、ゴムの新しい表面を露出させる事を目的としています。それと同じですね。サンディングにより接着剤の密着がすごく良くなるのです。
工程が増えるため、やっていない天井屋さんが多いですが、当店はこの一手間が当店らしいと思ってやっています。

ということで、天井張り終わりました!

アルファ147天井張替え

さて、張り終わった天井はちょっと置いておいて、次は断熱材を施工します。今回はいつも使用している断熱材ではなく、発泡材料での施工となります。
発泡スチロールもかなり優秀なんですよ。よく簡易的なクーラーボックスも発泡スチロールで作られている事でもわかるように、かなりの断熱効果が認められています。また、軽量ということもお車には優しいですよね。ただ、いつも使っているものより採寸してカットして仮合わせして、接着剤吹いて・・・と、とにかく手間がかかります。しかし手間がかかっただけあって素晴らしい出来栄えですよ。

アルファ147天井張替え
アルファ147天井張替え

断熱施工も終わり、サクサクっと天井を組み込んで、本日の施工完了となりました。

アルファ147天井張替え