今回はプジョー308ccのドア内張りの張替えを紹介致します。
まずは初期状態を見てみましょう。

プジョー308ドア内張り張替え

なかなかのやられ具合ですよね。
私も308ccのドアの内張り張替えは何度もやっていますが、私が経験した中で1、2を争うやられ具合です。
革の油分と水分が無くなって縮んでしまっているので、この革を再利用して修理することは不可能です。

当店では308ccのこの症状は、お客様と相談し以下の中から施工方法を選択するという方法を取らせて頂いています。

① 縮んだ革を除去し、近似色の合皮で張り替える
② 縮んだ革を除去し、近似色の合皮で張り替えた後、塗装で同色に合わせる
③ 縮んだ革を除去し、ブラックの合皮で張り替える

すべてのパターンで修理したことはあります。
純正に限りなく戻したかったら、②がいいですね。ただ、③つのパターンの中で一番高価な修理となります。
①と②は同じ金額なのですが、私がお勧めするのは③です。
①も良いのですが、やはり純正とドンピシャの色は無いので、なんか車内がチグハグした感じになっちゃいます。(あくまで個人的な感覚ですが)
それに対し③は、純正とは違うものになってしまいますが、基本黒と赤茶のツートンで車内が構成されているので、近似色を選ぶより思い切って黒を選んだほうがしっくり来ます。(これもあくまで個人的な感覚ですが)

という事で今回は③での修理となりました。
では仕上がりを御覧ください。

プジョー308ccドア内張り張替え

どうでしょう。
純正とは全く違う仕様になっていますが、有りですよね。

プジョー308ccのドアの内張りでお困りの方は、ぜひ一度ご連絡下さい!