今回は東京都文京区のディーラー様からご依頼頂きました、ベントレーコンチネンタルGTの天井張直しを紹介させて頂きます。最近ベントレーコンチネンタルGTの施工多いですね。時期的なことで重なっているのでしょうか。
今回のコンチネンタルGTは本皮素材の天井なので、張替えではなく現在の皮を再利用する張直しでの施工となります。流石にベントレーの天井を布で仕上げたら、高級感なくなっちゃいますからね。ただ、張替えと比較し張直しはかなり手間がかかる為施工金額も少し高くなります。
ということで施工前の状態を見ていきましょう
なかなか見事な垂れっぷりですね。
ベントレーコンチネンタルGTは天井が3つのブロックに分かれています。右と左そしてセンターです。よく施工するのは左右の部分のみで、センターは施工しないというケースも多いのですが、今回のお車は3ブロックすべてやらなければ駄目ですね。
ということで天井を外し、クリーニングしていきます。
今回の施工は2人で行うにはちょっと忙しいので、このあたりの写真の撮影を忘れてしまいましたが、工程的には、
・クリーニング（ボードと本皮の裏面両方）
・接着剤塗布
・下地ウレタン貼り付け
という工程になります。
そしてこの後、下地ウレタン及び本皮の裏面に接着剤を塗布し、穴の位置がずれないように貼り付けて行きます。
左右のブロックを貼り付け、そしてセンターのブロックも貼り終えたら、それぞれを組み付けて完成となります。
今回、皮の表面が結構汚れていたため、貼り付け完了ごのクリーニングに結構時間を取られました。本側の質感を変えてはいけないので、水拭きから始めて落ちなければ少し強いクリーナー、さらに強いクリーナーと段階を踏んでクリーニングしていきます。4段階目くらいのクリーナーでなんとか落とすことに成功しました。
そしてきれいになった天井をお車に組み付ければ完成です！
お車を引き取りに来ていただいたお客様にも「綺麗になった〜」と高評価を頂きました。
明るいうちに終われて良かったです。