今回は東京都調布市の個人のお客様よりご依頼頂きました、フォルクスワーゲンポロGTの天井張替えを紹介致します。今回も助手割引での施工となりました。
お客様に教えて頂いたのですが、このGT、ポロGTIよりはパワーが劣るものの、TSI以上の動力性能と低燃費を実現した、バランスの良いモデルとの事。それも素敵ですが私の目を奪ったのは、オシャレなシートデザインです。シートのオシャレさではGTIより上ですね。

そして天井は、マスキングテープで前方を貼り付けて何とかとどまっている状態です。
こちらはオシャレではなくなってしまっています。

では今回も助手割引なので、お客様と一緒に天井を外していきます。
毎回大変なのがCピラー。ポロのCピラーはクウォーターパネルから外していかなければならないので、ちょっとだけ面倒くさいです。まあ慣れてしまえばたいしたことではないのですが。
そしてチャッチャと天井の取り出しに成功しました。

お次はクリーニング。生地をはがす際劣化ウレタンが生地側について来るか、ボード側に残るかでクリーニングのし易さが変わってきます。今回はボード側に多く残ったので、「あ~」と思ったのですが、予想に反しとてもクリーニングがし易かったです。

クリーニングが終わったら次は接着剤の塗布です。この工程はお客様は見学になります。

ボード側と生地側に接着剤を塗布したらいよいよ貼り付け工程です。
まずは正しい位置に生地を置くところから始まります。

貼り付け作業は接着剤が乾燥する前に仕上げなければなりません。冬場は接着剤の乾燥が早いので、途中で接着剤の増し吹きが必要になるのですが、このくらいの時期になると乾燥も遅くなるため増し吹き無しで一気に貼り終える事が出来ます。

この後のトリミング作業から再びお客様の参加となります。
トリミングし、裏面へ折り返し、穴をあければライナー張替えの完成となります。

あとはお車に組み付けるだけです。
お客様と私とスタッフの3人でガツガツ組み付けていきます。

これでシートに負けず、オシャレな天井が復活しましたね。