今回は神奈川県鎌倉市の個人のお客様からご依頼頂きました、アルファロメオ156の天井張替えを紹介させて頂きます。今回もお客様が施工に参加される、助手割引でのご依頼となりました。
アルファロメオ156は20年以上前のお車ですが、まだまだ巷で見かけますよね。古めのお車ですが現役で頑張っています。エンジンは頑張れても天井はさすがに20年以上は厳しいですね。
またアルファロメオ156は天井とAピラーのみ生地が貼られていて、BピラーとCピラーはプラスチックのままなんですね。
今回天井を張り替えるので、Aピラーも張り替えたいとお客様からご依頼頂いておりましたので、Aピラーも張り替えます。
では本日の施工を見て行きましょう!

■ 施工前確認

天井は全体的に垂れていて、写真ではよくわからないかも知れません。また電気系統のチェックもお客様と一緒にチェックしていきます。

アルファロメオ156

運転席のシートはレカロに交換されていますね。
ではお客様と一緒にパーツを外していきます。現在施工の多い車種達とは部品が違います。時代を感じながらの作業となりました。お客様と所々アルファロメオの設計の悪口を言いながら。。。

■ 防音断熱材

また今回、防音断熱材の施工も一緒にご依頼頂いておりましたので、天井が出たタイミングで防音断熱材の施工を行います。天井の真ん中にボディーの剛性を高めるための梁がありますが、その梁の中央部にマジックテープがついています。このマジックテープで天井の中心を支えています。なので防音断熱材を一枚張りしてしまうとこのマジックテープが隠れてしまいますので、このようなケースは前側と後ろ側の2ブロックで防音断熱材を施工することになります。

アルファロメオ156

防音断熱材の施工が終わったら、取り出した天井のクリーニングを進めていきます。

■ 天井クリーニング

クリーニングを進め始めたら、天井が緑色でした。
この時代のお車の天井に多く採用されている緑色なのですが、これが結構厄介者です。
通常当店のクリーニングは、ブラシで粗どりを行い、溶剤で仕上げていくのですが、この緑色に溶剤を使ってしまうと、緑色が溶け出しサラサラだった面をベトベトに変えてしまいます。一度ベトベトになってしまうと接着剤の密着が悪くなるため、このような場合はいかにベトベトにしないでクリーニングを行うかという事がポイントになります。
当店ではこのような天井の場合溶剤は使用せず、クリーナーを使用します。

アルファロメオ156

クリーニングが終了した天井はこんな感じです。
無理に緑色は取らずあえて残した状態でのクリーニング完了です。

アルファロメオ156

■ Aピラー張替え

クリーニングが終わりましたら、いよいよ接着剤の塗布および生地の貼り付け工程になりますが、この2つの工程は助手は見学になります。
ただ、今回はAピラーの張替えがあるため、私からお客様に「Aピラー、やり方教えますのでやってみます?」と提案させて頂いたところ、「やります!」との事だったので、私が天井張替え、お客様がAピラー張替えというそれぞれの工程に分かれての作業となりました。

アルファロメオ156

お客様にとって初めての作業となりましたが、なかなか筋が良いですね。

■ 天井張替え完成

お客様のAピラー張替えを横目でちょいちょい見ながら天井を貼り進め、完成となりました。

アルファロメオ156

■ Aピラー張替え完了

天井が貼り終わるとほどなくしてお客様のAピラーも完成しました。
もともとAピラーの張替え工賃としてお見積りは提出していましたが、今回はお客様が自分で作業されたので、Aピラーは工賃は頂かず、生地代だけ頂く事になります。
初体験のAピラー張替えでしたが、上手に出来ていますよね~。

アルファロメオ156

■ 組付け

天井もAピラーも張替えが完了しましたので、お車に組み付けていきます。
20年以上経過したお車の内装プラスチックは劣化している可能性が高いので、外せたからと言って油断してはいけません。組付け時も破損の可能性を常に頭に残しながら組付け作業を進める必要があります。

■ 完成

注意しながら組み付けを行ったので、どこの部品も破損させず組み付けが完了しました。
アルファロメオ156という古いお車ですが、青色LEDに照らされると、未来の車の様にも見えますね。

アルファロメオ156

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