今回は神奈川県の個人のお客様よりご依頼頂きました、ホンダアコードの天井張替え修理を紹介させて頂きます。今回もお客様が助手として施工に参加される、「助手割引」でのご依頼となりました。
ホンダのアコードは1976年に3ドアハッチバック車として登場して以来、ホンダを代表するロングセラー車で、日本のみならず海外でも人気車種となっています。今回はその多くのラインナップの中のcl9型のお車となります。
私の認識としては、国産車なので天井は垂れてこないと思っていたのですが、お客様に伺うとこの時期一部海外生産をされていた時期があるとか。きっと海外生産時は天井のコンセプトも海外仕様になっていたのかもしれませんね。
ではお客様と一緒に施工スタートです。
■ 施工前チェック
施工に入る前に天井の状態や電装系の点灯確認をお客様と一緒に行います。このチェックを飛ばしてしまうと施工後点灯しなかった場合、元々ついていなかったのか、施工によりつかなくなったのかの切り分けが出来なくなり、お客様も私もモヤモヤしてしまいますからね。大切な工程となります。


■ 部品の取り外し~天井引き出し
いよいよ部品を外していきます。お客様が運転席側私が助手席側に座り、同じ部品を左右で外していきます。あまり特殊なコンセプトで組み付けられている部品もなく順調に天井が落とせました。
しかしセダン車の場合、落とした天井をどこから引き出すかというのが一番の課題。もともと量産時はフロントガラスがついていない前側から入れるので、ヘッドライナーを折らずに出し入れできるのですが、今回は修理なので、わざわざフロントガラスを外すのも費用がかさむ為、ドアから引き出すのが一般的です。
今回も後部座席のドアから引き出すか、助手席から引き出すかいくつかの角度から検討した結果、一番ヘッドライナーにダメージを与えず引き出せる場所は助手席と判断。予想通りほぼ折らずにヘッドライナーを引き出すことが出来ました。

■ クリーニング
引き出した天井の表皮をめくってみると、おなじみ劣化ウレタンが出てきました。今回のウレタンの色は通常と少し違いこげ茶色でした。

ブラシクリーニングのあと、溶剤クリーニングでベトベトだった表面をサラサラに仕上げていきます。

■ 接着剤塗布
クリーニングが終わった天井と、今回使用する生地両方に接着剤を塗布していきます。

■ 生地の貼り付け
接着剤を吹き終わったらいよいよ生地を貼り付けていきます。ただ、冬場は夏場と違い接着剤の乾燥時間が短くなります。よって、吹き終わったらノンストップで貼り付け作業を行います。今回位のサイズであれば、接着剤が乾燥して貼り付けが出来なくなる前に一気に作業を完了させることが出来ますが、ゲレンデやシャランの様に大きな天井の場合、二人がかりで貼り付け作業を行うか、あるいは途中で接着剤を吹き直すかの対策を行い貼り付け作業を行います。

■ 組付け作業
綺麗になったヘッドライナーを助手席側から車内に入れ、お客様と一緒に外した部品を組み付けていきます。この作業はさすがに一人だと難しいですね。最低でも2人で行う必要があります。

■ 完成
すべての部品を組み付け、電気の点灯確認を行い、本日の作業の全工程の終了となりました。
お客様からも「大満足の仕上がりです」とご評価いただきました!

ホンダアコードの天井垂れ・剥がれでお悩みの方は一度お問い合わせください。