天井張替えを行った場合、意外と見落としがちなのが張り替える生地の自動車難燃性保安基準に関してです。
自動車の内装材(シート・天井・ドアの内張り)や車内用品等は、自動車火災時の安全性確保のため、燃えにくい(難燃)素材であることが道路運送車両の保安基準で義務付けられています。
道路運送車両の保安基準別添27に基づき、内装材の燃焼速度や自己消火性を評価するもので、試験は、米国のFMVSS No.302を基礎としています。水平状態で試験片にバーナー炎を15秒間当て、燃焼速度を測定します。燃焼速度が一定以下であれば「不燃性」または「自己消火性」と評価され、基準適合とされます。
天井・シート・ドアの内張り等を張替えた場合、張替えた素材がこの保安基準を満たしている、試験を合格しているという証明書が無いと、車検を通らないケースもございます。純正に限りなく近い素材であれば、張替えたオーナー様しかわからない為、車検の審査官に指摘される事は皆無ですが、明らかに張替えた事がわかるカラーチェンジ等の場合は注意が必要です。
当店で使用している生地は全て上述の難燃性試験を合格しておりその証明書もございますので、今回の様にカラーチェンジをされたお客様にはその証明書をお渡しし車検証と一緒に保管頂く事で、車検時指摘されても問題が起こらないよう対策しております。