今回は東京都よりお越し頂きましたお客様のお車、フォルクスワーゲンティグアンの天井張替を紹介させて頂きます。
フォルクスワーゲンゴルフより日本での販売台数が少ないため、当店でもたまにしかお目にかかれないお車ですが、自動車後部のハッチバックの間口がとても広く、荷物の積み出しがしやすくアウトドア派の方にはおすすめのお車ですね。また天井中央部には大きめの収納ボックスがついていて、使い方次第では非常に便利なスペースもあり、なかなかワクワクさせてくれるお車です。
では、施工前の状態を見ていきましょう。
ほぼ全垂れの為、天井の形がわからなくなっていますね。
お客様も天井の生地が頭に当たると言われていました。
常に頭にサワサワ布が触れている状態での運転は危ないですよね。
今日はお客様が助手として一緒に作業に加わって頂けました。
まずは天井を外に取り出すために、いくつかの部品を取り外していきます。
基本ワーゲン社のお車はこのあたりの部品を共用で使用しているケースが多いため、お車が違っても要領は一緒です。
取り外し作業をお客様と一緒に一生懸命やっていたため、そこの写真撮り忘れましたが、1時間くらいで天井取り外せました。
天井を取り外した車内はこんな感じです。
天井を取り外したら次は、私の一番嫌いなクリーニング作業です。
地味だし、単純作業だし、寒いし、疲れるし・・・的な作業なのですが、実はこの作業が本日の作業の中で一番重要な作業なのです。この作業で手抜きをすると、新しく貼る生地がしっかりくっつかず、結局やり直すことになってしまいます。
よって、嫌いな作業ではありますが、手抜きどころか、一層気合を入れて取り組んでいます。
写真は劣化ウレタンをほうきで助手(お客様)に払い落としてもらっている所です。
クリーニングが終わったら、接着剤を吹いて、生地を貼ります。
ここは私がメインの作業者になってしまっているので、いつも写真がありませんね。
表面が貼り終わったら、天井の端部を折り返すのですが、ここは助手に活躍してもらうところです。折り返しやすいように、端部をトリミングしていきます。(手だけお客様にモデルになってもらっています)
折返しが終わって、部品を取り付けるための穴をあけて、ある程度部品を組み付けた状態です。フォルクスワーゲンのお車の多くは、部品を天井に車外で取り付けてから入れるコンセプトになっていて、ティグアンも同様に天井をお車に入れる前に部品組付けを行います。
そして、天井をお車に組み付ければ完成!
元々はこんな感じのお車だったんですね。
お客様も、車の中が広くなったと、ご満足頂けました。
当店自慢のサービス、「助手割引」はメリットがいっぱい。天井張替えをご検討の方は是非「助手割引」もご検討頂ければと思います。