今回は東京都港区の個人のお客様のポルシェケイマン天井張替えを紹介させて頂きます。最近981タイプが多かったので、ちょっと懐かしさを感じます。今回もお客様が私の助手として施工に参加する「助手割引」での施工となりました。

2013年からリリースされた981タイプですが、従来タイプより天井のサイズが少し大きくなっています。その為従来タイプではすんなり出た天井もそのままでは車外に引き出せません。極力天井を折り曲げずに車外に出したい為、当初はサイドガラスを外して天井を取り出す作業をしていましたが、かなりの工数を必要とすることや、ガラスの脱着というリスクがあるため、何か方法が無いかと試行錯誤を繰り返し、現在は知恵の輪を解くような感じでガラスを取り外さずに、また天井にダメージを加えることなく引き出す方法を発見しました。
これにより施工時間も大幅に短縮された為、当店の施工金額も下げさせて頂いており、現在ポルシェケイマンは当店で施工する天井張替え施工の中で最安値のお車になっています。

では施工スタートです。

■ 施工前チェック

運転していて天井の生地が垂れて頭について気づかれたとのこと。びっくりしますよね〜。そこでお客様は天井生地と似ている蓋付きのビスを購入し留められたそうです。
接着剤を入れられてしまうよりは100倍GOODな応急処置ですが、可能ならビスよりは針系のもので留めて頂けていたら完璧でしたね。ビスの場合穴が大きく残ってしまいますからね。
ただ、当店ではその穴も何とかしちゃいます!
また、電装系の点灯チェックも終わり、いよいよ天井を外していきます。

ポルシェケイマン天井

■ 追加施工


天井を見ながらお客様とお話をしていたら、リヤのハッチゲートの内張りも劣化していることに気づきました。ただ、今回その部分は施工予定に入っていなかった為、施工可否は生地があるか否かがポイントになります。早速購入した生地の長さを測定したところ、天井、ハッチゲートともにギリギリの余長で施工すればなんとか双方張り替えられることがわかり、急きょハッチゲート内張りも張替えることに致しました。
ハッチゲートから内張りを外すと張替え部分のパーツが30箇所溶着で留められていました。この溶着部分を外さなければ張替えは出来ませんので、すべて外します。外すというよりは破壊するという方が適切かも知れませんね。

急きょこの様な追加施工が出来るのも助手割引のメリットの一つですよね。お客様と当店両方がまさにWinWinの施工となります。

ポルシェケイマン天井

そして張替え部分が外し終わり、貼られている生地をめくってみると、天井と同じ状態になっていました。

ポルシェケイマン天井

こちらも天井同様劣化ウレタンをきれいにクリーニングし、生地を貼り付けていきます。そして天井と違いさらに破壊した熱溶着部分をビスや接着剤で留め、復元していきます。

■ 天井クリーニング

天井の方もきれいにクリーニングします。このクリーニング工程が一番地味な工程となりますが、一番重要な工程となります。どんなに貼り付けのスキルが高くても、クリーニング不足の天井ボードに張り付けることは出来ませんので。クリーニングの基本は、表面をサラサラに仕上げる事です。

クリーニングが終わったら新しい生地を貼り付けていきます。

ポルシェケイマン天井

■ 接着剤の塗布および生地の貼り付け

クリーニングが終了したら、ボード側と生地側両方に接着剤をスプレーガンで塗布していきます。その後生地の貼り付け作業となるのですが、この接着剤塗布と生地貼り付けの2つの工程は、申し訳ないのですがお客様は見学タイムになります。
接着剤をスプレーガンで塗布する工程は、見ていると簡単に見えるかも知れませんが、場所によって塗布の量を変えたり、全体的に均一な乾燥状態になるよう塗布エリアの順番を考えたりと、見えない所で考えながら塗布していきますので、見た目以上にスキルが必要な工程となります。

■ 完成

そして天井とリヤハッチ内張り、双方完成しました。
今回は純正の生地とは違い、スエード生地を使用しましたので、かなり高級感がアップしました。また閉めた状態ではわかりませんが、ハッチを開けると見える部分も天井と同じ生地で仕上げましたので、荷物の積み下ろしが楽しみになりますね。

ポルシェケイマン天井
ポルシェケイマン天井

お客様も気になっていたリヤハッチゲートの内張りも張り替えられて、大満足頂けました。

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■ 当店が日刊カーセンサーに掲載されました。
ご興味のある方は以下のリンクからご一読願います。

日刊カーセンサー

■ その他のケイマン天井張替え施工例は以下よりご確認下さい。