今回は東京都練馬区の個人のお客様よりご依頼頂きました、ミニR50の天井張替えを紹介致します。今回もお客様が私の助手として施工に参加する助手割引でのご依頼となりました。

早速施工前の状態を見て行きましょう。

ミニR50天井張替え

天井の垂れを抑えるために、いくつもの鋲が打たれていますね。これはベストな対策なのですが、お客様に聞いてみたところ、これはお客様が施工されたものではないとの事でした。
お車を購入する際、すでに天井生地は垂れていて、それを中古車ディーラーに何とかして欲しいと依頼したところ、鋲を打ってくれたそうです。サービスでやってくれたそうなのですが、私ならもう少し整えて打ちますけどね。

さて、ミニの天井外しと言えば、私は今まで後部座席を外して施工していました。しかしかねてより、外す必要ないのではないかと考えていて、今日のお客様にお話をして、今回は外さない施工を行ってみました。

結果、特に問題なく天井を車外に取り出すことが出来ました。今後はシートを取り外さない施工が標準になりそうです。

ミニR50天井張替え

そしてクリーニング。溶剤で表面がサラサラになるまで仕上げていきます。

ミニR50天井張替え

クリーニングが終わった天井に接着剤を吹き、生地を貼り付けていきます。
写真は表側のみ貼り終えたところです。

ミニR50天井張替え

今日のお客様は医療関係にお勤めということで、この後のトリミング、折り返し、穴あけ作業はパスされました。カッターを使用するので、手を切ってしまうリスクがゼロではないんですよね。よって、一部の職種の方は辞退されます。今まで辞退された職種は、飛行機のパイロット、および外科のお医者さんです。
これらの職種は社内規定で手にケガがある場合は職務についてはいけないそうです。
もしその他の職種でも手にケガをしたらまずい場合は遠慮なくご辞退願います。

ということで今回は、私一人で仕上げました。

ミニR50天井張替え

あとはお車に組み付けるだけです。
お客様と二人で協力しながらサクサク組み付けて完了となりました。

ミニR50天井張替え

純正より若干明るめになりましたが、お客様はそれを狙われていたらしく、とてもご満足いただけました。

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